
家主で粘土工のヨキのもとに住み込みで働く、名前のない妖精汚染の少女。
妖精の納税所から帰宅したふたりの前に姿を現したヨキの’弟’で魔王のユーディは、少女に美しくもいわくありげな着物を贈り物として置いていく……。
名前をつけよう、この世界で生きていくつもりがあるなら――。
ヨキは少女に「リサ」という名前を贈る。
本当の名前をもらったと喜ぶリサは、ヨキのもとで働く決意を新たにする!
「私は、誰かの役に立つ人間になりたい。
」それはリサの強い意志だった。
そしてそれは、持っていた絵本「親指姫」のお姫様への共鳴でもあった――。
誰かの役に立つ人間になりという私の願いは、今は全て自分のためだ。
その怒りを晴らすためのものなんだ!
ヨキの相談から、とある仕事を手伝うことになったリサは、人間に営みについて思いを馳せる。
そして、ふたりは町へ塩を買いに行き、まずは生活を立て直すことから始めることにするのだが……!
ヨキと弟の邂逅、精霊王家の血脈、困った女王の母親など、ヨキを取り巻く因果が明かされていく中、不穏な影がふたりの世界にしのびよる!
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