ぴんとこな

「客の前で、親父がどんなふうに俺を育てたか、見せてやる!
」父・世左衛門と演じるはずだった『連獅子』の舞台に一弥と立つことになった恭之助。
回復を信じて稽古に励む恭之助に対し、世左衛門の病状が快方に向かっていると嘘をつき続けるあやめ。
それは、心の弱い恭之助を動揺させないための優しさだった。
ところが舞台当日、必ず来ると言っていた世左衛門が劇場に現れず、恭之助は…?ぴんとこな、それは男らしく、芯のある二枚目のこと。
恭之助は舞台の上で、そんな男になることはできるのか…!
覚悟と決意に胸が熱くなる完結巻!

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コメント

  1. user より:

    最終巻。
    楽しく読ませて頂きました。

    というか段々ヒロインがあやめちゃんじゃなくなってしまったような?薄い本が沢山出そうな感じですが…まあ…いいか(笑)
    豪奢な歌舞伎の世界が飛び出してくるような漫画でした。
    展開は昼ドラっぽい所もあったけれども少女漫画だしな。
    ヒロ君にもまともな恋愛…というか恋人が出来ると良いですね。
    それにしても綺麗な漫画でした。
    楽しかった!

  2. user より:

    読んだら思わず歌舞伎が見たくなる。

    そんな魅力がぎっしり詰まった一作!

    少女漫画としての恋愛はきちんと描きつつも、主人公・恭之助と一弥の歌舞伎への姿勢、そして互いに高め合う関係に描写の比重を多めに置いていたことが、読んでて心地よかった。

    友情・努力・勝利(?)という少年漫画要素も揃っているので、少女漫画は普段読まないよ、という男性諸君にもぜひお勧めしたい!

    読了後は、「よし、自分も頑張ろう」と気持ちを新たにできます。

    一気読みの末、気がついたら人生初の歌舞伎チケットを予約していていました。

    恭之助や一弥のような演者に生で会えると思うと、今から楽しみです!

  3. user より:

    あれだけのドロドロ展開が、最後には随分と綺麗にまとまったな。
    まぁ、みんな幸せなら良いことだ。
  4. user より:

    完結16巻まで読了。

    途中一弥の落ちっぷりにどうなのと思いつつ、やっぱりこの作品は好きだー。
    最後、恭之助の精神的な成長が見れて嬉しい。
    あやめちゃんとの関係も可愛らしくて良い。
    16巻で完了とい長さもちょうどよかったし、いつかまた一気に読んでみたい。

  5. user より:

    二人のような努力・成長が連綿と数百年続いているのが日本の歌舞伎

    1巻の発売が2010年2月。
    6年近くに渡り、単行本を楽しみにしてきた作品が完結を迎えました。

    月下の君で源氏物語に挑戦した嶋木あこが君は「好き」の代名詞 (フラワーコミックス)という短編で歌舞伎という題材へ。

    この短編をもとにして、始まったのがこのぴんとこななのではないでしょうか。

    帯裏の作者からのメッセージで

    若者の成長を描いてみたいと始めたこの物語
    と書かれているように、本作では恋愛ではなく猛と弘樹の歌舞伎役者としての奮闘、成長が軸に置かれておりました。

    そしてそれよりも最後まで気にかかり、そしてそういう結末になったか、というのが田辺。
    彼は最終巻に及んで恐ろしい行為に出ます。

    そして最終的にヒクツなままの人間だった。

    それが逆に二人の魅力を増す結果となったといいますか、すべての人間が成長しなかったこともこの世界に流れる真実だと思います。

    芸事で成長していくには血筋だけではなく、環境と何より本人の意思、そして稽古しかないのでしょう。

    大きな問題になったお嬢さんの妊娠も、物語最大のどんでん返しになった父方の祖先と相まって、非常にしっくりくる終わり方。
    嶋木さんが前もってこの結末に向かって書いていたのだろうと思います。

    出てこなくなったけど、山本さんは首にしたかなあ。
    あの人も成長はなさそうだから、歌舞伎から離れた方が周りの人たちが幸せになるよなあと。

    今風姿花伝を読んでいて、この本の対象は能ではありますがひたすらに稽古に打ち込むこと。
    初心を忘れないことということの重要さは変わらないでしょう。

    この二人のような努力・成長が連綿と数百年続いているのが歌舞伎なのでしょう。

    落語にもチャレンジしたので、歌舞伎も見に行きたいなあ。

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