
財務省の官僚・矢口貴明はガンで余命一年を宣告されるが、そのことは学生時代からの恋人・高村明日香には、秘密だ。
彼女に別れを告げて、誰にも知らせることなくホスピスで最期を迎えること。
それが彼の人生最後で最大の、秘密……。
だけど時々、心配になるのは、僕が思っていたよりも、君が僕を愛していること。
御徒町鳩が、秋元康の原作小説「象の背中」にインスパイアされて紡いだ、せつないせつないオリジナル・ラブストーリー。
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財務省の官僚・矢口貴明はガンで余命一年を宣告されるが、そのことは学生時代からの恋人・高村明日香には、秘密だ。
彼女に別れを告げて、誰にも知らせることなくホスピスで最期を迎えること。
それが彼の人生最後で最大の、秘密……。
だけど時々、心配になるのは、僕が思っていたよりも、君が僕を愛していること。
御徒町鳩が、秋元康の原作小説「象の背中」にインスパイアされて紡いだ、せつないせつないオリジナル・ラブストーリー。
コメント
ガン患者という時点で涙なしに読めぬわけがないと思ったが、案の定。
余命宣告されていることを周囲に黙って、フェイドアウトしようとする矢口の気持ちはわかる。
アスカと言う誤算があっただけ救いなんじゃなかと思って見る。
「あなたが怠けてる間も皆必死に働いるてるじゃないですか。
仕事回す人が仕事止めてたらいわゆる組織の膿ってヤツですよね?」こういうことつるんと言っちゃうアスカが好きだ。
「僕の人生ですごく特別な時間だった」そう言う時間があるのは幸せだ。
「残された時間で本当の自分を知ろうとしているんじゃないかな」余命宣告される前に気づきたいものだ。
決して上手い、と言い切れるだけの画力ではないんだけれども説得力とか熱意とかそういう漫画家としての基本のだいじなものをちゃんと持ちながら描けている作家さんだよねえ。
「このシーンが大事なんです」っていうのもすごく伝わってくるし、本当にすごい。
この人が年を重ねていったらどんな漫画を書くんだろう。
しかしまだ男女の機微についての考察が甘いんじゃあなかろうか、とも思った。
もともと畑が違うものね。
最愛の人が病気で余命幾ばくもなく…な話は
結構あるかと思う。
読む度に自分やったらどうする…って
考える。
ほんと切なくて泣ける。
絵に描いたようなエリート街道まっしぐらだった主人公が、癌に侵されてしまう。
でも彼は、そのことを「秘密」として生きていくのです。
奔放で魅力的な大切な彼女と、残りの時間を生きていく…
果たしてどんな終末を迎えるのか?
なななな、泣けた…
死にネタで泣かすのは反則だーと思いつつ、でも嫌な気分はしないのです。
何度読んでも、作品を覆う雰囲気、セリフ、モノローグ、全てが愛おしくなります。
なんか「話題!
流行!
売れ!
」って感じがしてこういうの嫌いなんですけど(偏見です自覚してます)。
作者さん(漫画の方ね)に興味があったので雑誌掲載時に読んだら、一話目から「うっわ、好きだ」って。
僕と好みの似通ってる方は読んでみてください。
号泣は、しなかったけど。