
魔法協会から来た魔法使い・カロ―を追い返したルシル。
出しゃばりすぎたかと不安になるルシルに、先生は「気にならない、君だからな」と優しく声をかけてくれる。
先生への想いをこれ以上抑えきれない。
だけど先生のそばで働き続けたい…。
悩んだルシルの出す答えとは。
そして、先生の気持ちは――!
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魔法協会から来た魔法使い・カロ―を追い返したルシル。
出しゃばりすぎたかと不安になるルシルに、先生は「気にならない、君だからな」と優しく声をかけてくれる。
先生への想いをこれ以上抑えきれない。
だけど先生のそばで働き続けたい…。
悩んだルシルの出す答えとは。
そして、先生の気持ちは――!
コメント
懐かしく優しい包容力のある読後感
その後バブルを経て、物語の世界の現実も自己責任を反映する容赦のない残酷な世相に染まっていき、主人公が競争で勝ち残ることや主人公が特別な存在であることがカタルシスとなっていきました。
バブルがはじけ現実が停滞すると、物語の世界は他愛もない日常に浸ることに愉楽を見つけ出します。
そしてその停滞が長くなるにつれ、やがて日常を肯定することすらストレスになり、ついに物語はこの世を見限り、異世界に転生する人生を求めるようになりました。
さて、本作は異世界転生物語全盛のいま、80年代ニューウェーブ、ポスト24年組の作家のみなさんが紡いでいた物語と同じおもむきの優しくそして包容力のある世界観の物語です。
これを今日まで見過ごしていた評者のアンテナの低さに絶望しながら、このすばらしくも懐かしい空気をまとった作品との出会いに感謝感謝です。
とても良い
ぜひともアニメ化してほしいです。