さよならミニスカート りぼん 2024.06.10 「こんなことしてるから ファンに刺されるんだよ」 傷ついた元アイドル。正体を隠して生きていくと決めた彼女の周りで、さらなる事件が――! レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
神崎仁那は、アイドルクラブ「PURE CLUB」の元不動のセンター。握手会襲撃事件の被害者になり、アイドルを引退した。だが同級生の堀内光に気づかいされ同級生に痴●してた犯人を捕まえる手伝いをしたことから、仁那と光は信頼し合うようになる。だがアイドル時代の友人サラから、犯人の特徴である「耳を掻く」を教えられ、光も耳を掻くしぐさがあることから友人は仁那を握手会で襲撃した犯人と疑う。だが光の友人から、襲撃事件の日は追加入試試験を受けていたことが分かる。犯人の特徴である脇腹の3つの黒子がないことも、分かった。光が仁那に優しくしてたのは、光の妹六花が先生にセクハラを受けて苦しんでいたので、仁那を六花と重ねて見ていた。光は、仁那が学校を送り迎えする役を買って出る。だがそれで、光に片思いしている長栖未玖の怒りを買う。ストーカーに狙われていることを逆手に取って光に送り迎えを頼み、仁那がアイドル時代に撮影したグラビアを学校の生徒に曝し、光と仁那を引き離そうとする。 だが光と仁那は、お互いにとって特別な存在になっていた。未玖に起きた事件が、仁那と光の絆を揺るがす。 波乱の予感の第2巻。 光を特別な存在と思い始めて、自分の感情に戸惑いドキドキする仁那が、キュート。 光の妹六花が先生からセクハラされた被害者なのに、「先生と距離感が近いけど、気のせいだろ」「先生に媚び売っているから自業自得」と誹謗中傷される苦しみ。無神経に女性の同級生をミスコンの候補者として優劣を決めたり、アイドルを可愛らしさを売っているから頭の中でも実際にもどう扱われても仕方ないと、女性の魅力を人間ではなく対象として消費する男性の無神経さが、男性にも分かるように説得力あるリアリズムで描かれている。 「何で男子の部活に女性のマネージャーがいるのかな?何で女の子のアイドルは30歳になる前にいなくなるのかな?」女の魅力や可愛いを消費する男性の愚かさに乗じて、男性に媚びて欲しいものを手に入れる女性の狡猾さとそうしなければ男性社会で生きられない苦しみを、未玖を通じて描かれていて、女性への暴力だけでなく、女性の魅力を搾取し消費するアイドルやミスコンや女を容姿の優劣で差別するルッキズムなどにあるものの病理を掘り下げている第2巻。
りぼんだと思ってなめてました。 申し訳ありませんでした。 「どうしてただの仮装大会がミスコンになったのかな。どうして男子の部活にだけ女子のマネージャーがいるのかな。どうして女の子のアイドルは30歳になる前に消えちゃうのかな」学校でもとびきりの美少女であり、自らのかわいさを消耗する美玖がぶつけるこの疑問、正直答えられないと思いました。 仮装大会がミスコンになること自体は悪ではないし、マネージャーは好きでやっていて男子に強●されたわけじゃないだろうし、それぞれは別に悪いことというわけじゃないと思います。 であるのに、これが確かに質問になりうるという矛盾。 この作品を読んで得た疑問を子供からぶつけられる大人がいるのかもと考えると、少し恐ろしい。でも少女だけが読むのじゃ勿体ない。 賛否を別にしてもいろんな人に読ませるだけの力のある作品だと思います。
「かわいい」が世界共通語になりつつある昨今における、女性ジェンダーの問題について考えさせられる漫画。 女性の発する「かわいい」とは抱擁のことであると誰かが言っていた。たとえばぬいぐるみをみて「かわいい」、アクセサリーをみて「かわいい」。男性からのかわいいを期待しつつ、それに応えようとするのは女性ジェンダーとして自然だと思う。が、過剰に応えようと・承認を得ようとして、自分自身を見失ったり、自信を逆になくしたりするのは、どうしてだろう?今の社会構造やマスメディアの構造では、個人主義的すぎて、承認欲求の追求や個人幸福の追求すら、窮屈になりつつある。 この漫画は、以前も述べたが、犯人捜しのサスペンスとしても楽しめるし、ビジュアル的にはBLのようなエンターテインメント性もありつつ、王道の恋愛少女漫画としても楽しめる、総合漫画と言っても過言でない。大味じゃない。久しぶりに、知的好奇心と興味本位の楽しみを満たす漫画に出会った気がする。文句なしに☆5。
いやー、これすごいの一言。 ミソジニーの構造を浮き彫りにしてる。 これを、メイン読者が小学生~中学生の『りぼん』で連載してることには大きな意味があって、高校生も共感はするだろうけど、「遅い」んだよな。 でも、子供はどんどん大人になるから、普通の少女漫画のスピードだと追いつかないので、どんどん物語を展開させてく、これ重要。 未玖みたいな子が、実はこっそり傷ついてるの、同年代には分からないんだよね。 アラフォーになって、冷静な視点ではたから見ると、その構造にゾッとする。
コメント
握手会襲撃事件の被害者になり、アイドルを引退した。
だが同級生の堀内光に気づかいされ同級生に痴●してた犯人を捕まえる手伝いをしたことから、仁那と光は信頼し合うようになる。
だがアイドル時代の友人サラから、犯人の特徴である「耳を掻く」を教えられ、光も耳を掻くしぐさがあることから友人は仁那を握手会で襲撃した犯人と疑う。
だが光の友人から、襲撃事件の日は追加入試試験を受けていたことが分かる。
犯人の特徴である脇腹の3つの黒子がないことも、分かった。
光が仁那に優しくしてたのは、光の妹六花が先生にセクハラを受けて苦しんでいたので、仁那を六花と重ねて見ていた。
光は、仁那が学校を送り迎えする役を買って出る。
だがそれで、光に片思いしている長栖未玖の怒りを買う。
ストーカーに狙われていることを逆手に取って光に送り迎えを頼み、仁那がアイドル時代に撮影したグラビアを学校の生徒に曝し、光と仁那を引き離そうとする。
だが光と仁那は、お互いにとって特別な存在になっていた。
未玖に起きた事件が、仁那と光の絆を揺るがす。
波乱の予感の第2巻。
光を特別な存在と思い始めて、自分の感情に戸惑いドキドキする仁那が、キュート。
光の妹六花が先生からセクハラされた被害者なのに、「先生と距離感が近いけど、気のせいだろ」「先生に媚び売っているから自業自得」と誹謗中傷される苦しみ。
無神経に女性の同級生をミスコンの候補者として優劣を決めたり、アイドルを可愛らしさを売っているから頭の中でも実際にもどう扱われても仕方ないと、女性の魅力を人間ではなく対象として消費する男性の無神経さが、男性にも分かるように説得力あるリアリズムで描かれている。
「何で男子の部活に女性のマネージャーがいるのかな?何で女の子のアイドルは30歳になる前にいなくなるのかな?」
女の魅力や可愛いを消費する男性の愚かさに乗じて、男性に媚びて欲しいものを手に入れる女性の狡猾さとそうしなければ男性社会で生きられない苦しみを、未玖を通じて描かれていて、女性への暴力だけでなく、女性の魅力を搾取し消費するアイドルやミスコンや女を容姿の優劣で差別するルッキズムなどにあるものの病理を掘り下げている第2巻。
申し訳ありませんでした。
「どうしてただの仮装大会がミスコンになったのかな。
どうして男子の部活にだけ女子のマネージャーがいるのかな。
どうして女の子のアイドルは30歳になる前に消えちゃうのかな」
学校でもとびきりの美少女であり、自らのかわいさを消耗する美玖がぶつけるこの疑問、正直答えられないと思いました。
仮装大会がミスコンになること自体は悪ではないし、マネージャーは好きでやっていて男子に強●されたわけじゃないだろうし、それぞれは別に悪いことというわけじゃないと思います。
であるのに、これが確かに質問になりうるという矛盾。
この作品を読んで得た疑問を子供からぶつけられる大人がいるのかもと考えると、少し恐ろしい。
でも少女だけが読むのじゃ勿体ない。
賛否を別にしてもいろんな人に読ませるだけの力のある作品だと思います。
女性の発する「かわいい」とは抱擁のことであると誰かが言っていた。
たとえばぬいぐるみをみて「かわいい」、アクセサリーをみて「かわいい」。
男性からのかわいいを期待しつつ、それに応えようとするのは女性ジェンダーとして自然だと思う。
が、過剰に応えようと・承認を得ようとして、自分自身を見失ったり、自信を逆になくしたりするのは、どうしてだろう?今の社会構造やマスメディアの構造では、個人主義的すぎて、承認欲求の追求や個人幸福の追求すら、窮屈になりつつある。
この漫画は、以前も述べたが、犯人捜しのサスペンスとしても楽しめるし、ビジュアル的にはBLのようなエンターテインメント性もありつつ、王道の恋愛少女漫画としても楽しめる、総合漫画と言っても過言でない。
大味じゃない。
久しぶりに、知的好奇心と興味本位の楽しみを満たす漫画に出会った気がする。
文句なしに☆5。
ミソジニーの構造を浮き彫りにしてる。
これを、メイン読者が小学生~中学生の『りぼん』で連載してることには大きな意味があって、高校生も共感はするだろうけど、「遅い」んだよな。
でも、子供はどんどん大人になるから、普通の少女漫画のスピードだと追いつかないので、どんどん物語を展開させてく、これ重要。
未玖みたいな子が、実はこっそり傷ついてるの、同年代には分からないんだよね。
アラフォーになって、冷静な視点ではたから見ると、その構造にゾッとする。
面白いのに
切実です
ほんとに続きが気になるんです、、