ぼくのおひめさま 人魚姫 灰かぶり

誰も見たことのない新しいお姫様たち。
グリム童話、アンデルセン童話をベースに、今日マチ子が文章とイラストを担当。
作品ごとに、フルーツや文房具などの斬新なモチーフで、誰も見たことのない新しい「おひめさま」を描いていきます。
※本電子書籍はCD付き書籍として発売したものの書籍部分のみを電子化したものです。
CDおよび音声データは付属しておりませんのでご注意ください。
著者:今日マチ子著者プロフィール:漫画家。
東京都出身。
思春期の心の機微を捉えた、叙情的な作風が高く評価される。
漫画誌、装丁、広告など、漫画家の枠を飛び越えて、様々なジャンルで活躍中。
代表作は『センネン画報』(太田出版)、『みかこさん』(講談社)、『COCOON』(秋田書店)など、著作多数。
「今日マチ子のセンネン画報」。

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コメント

  1. user より:
    ぼくのおひめさま -人魚姫 灰かぶり-

    2012年発表。

    ロックバンド(ユニット?)、
    相対性理論のヴォーカルである
    やくしまるえつこと、
    「センネン画報」でお馴染みの
    人気漫画家・今日マチ子がコラボした
    絵本と朗読CDがセットになった朗読絵本。

    本屋をブラブラ探索中
    可愛い表紙に惹かれて
    ページを開くと、

    夏の夕涼みに
    縁側で飲むラムネのような
    清涼感120パーセントのイラスト。

    「へ~、今日マチ子さんって、
    絵本も描いてるんや~」
    って感心してたら、
    CDも付いてて
    なんとなんと、語り手が
    あのやくしまるえつこさんではないですか(汗)

    どちらも興味ある人だったので
    掘り出し物を見つけた気分で
    飛びつきました(^O^)

    絵本と言っても
    コマ割りもある漫画風な構成。

    グリム童話の
    「人魚姫」と「灰かぶり(シンデレラ)」を現代風にアレンジし、
    やわらかで可愛いイラストで
    コーティングされた、
    残酷で甘美な毒の実。

    (自分はシンガーソングライターのCoccoの描く世界観とダブりました)

    そうくるか~と思わせる
    今日マチ子さんによる
    新しい解釈が見事です。

    そして
    エッチな脱力系ボーカルが魅力の
    やくしまるさんによる
    甘いウィスパー朗読(笑)がまた、
    今日マチ子さんのイラストに
    コレ以上ないほど
    ピッタンコなんです♪

    余談ですが
    島国という閉鎖的環境で育ってきた日本人の感覚からしたら、
    残酷なものや
    怖いもの、性描写などは
    子供に見せるのを
    極力避ける傾向にあるけど、
    (とにかく隠せ!
    っていう、臭いものにはフタをしろ的発想)

    暗闇を知らなきゃ
    光の明るさは分からないんですよね。

    絵本や童謡、童話なんかも
    本来残酷さを平然と
    表現してきたし、

    そもそも少年少女期には
    無邪気な残酷さや
    性への感心は当たり前の心理。

    隠したり避けることが
    逆に子供たちの興味を惹いたり、

    痛みを知らないから
    他人に残酷なことができたり、

    臭いものにはフタをしろ的発想からは
    何も生まれないことを
    いい加減気づくべきなんじゃないかな(^_^;)

    そういう意味でも
    年代を問わず読んで欲しい
    甘く切なく
    残酷な絵本です。

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